汚くてもいいから文字は丁寧に書く。相手に読んでもらうという意識が大事!
もう7月も終わりですね。
ということは来月には税理士試験が迫っています。
受験生の皆さま、試験まで残りわずかですが最後まで粘ってください。
十分頑張っているので「頑張って!」とはいいません。
ここまできたら、体調管理を優先してご自身の力を100%発揮できるように
実力を落とさない範囲で勉強していきましょう。
試験でも実務でも「字を書く」ことからは逃れられない
お客様へ渡す源泉税の納付書を書いていて
「そういえばそろそろ試験だな」ってことを思い出しました。
私は字が絶望的に下手なので、「書く」という作業がとても苦手です。
試験の種類によってはパソコンで回答するものもありますが
現在の税理士試験はすべて手書きで回答していきます。
試験のプレッシャーもあるので、普段より書くスピードは落ちますし
字もさらに汚くなります。
また、仕事をしていると必ず字を書かなければいけない場面があります。
電子申告をしたり申請書をデータで作ることができるので
手書きの時代に比べればかなり減ったのでしょうが
それでも書くことから100%避けることは出来ません。
冒頭の納付書もそうです。
(電子納付をすれば書かないで済むのですが、色々な兼ね合いで利用していません)
常に読む人がいることを意識する
試験でも実務でも、字を書くということをその字を読む相手がいます。
そして、その相手は読む必要があるから読んでくれます。
ですので常に読んでもらうことを意識して文字を書いたほうが良いです。
試験になると早く書くことを優先して、普段よりも字が汚くなります。
ただ、きれいな字でなくてもいいですが「読めない」、「読み間違えやすい」字はやめるべきです。
重要な単語は合否を分けるポイントになるかもしれません。
たとえば消費税法で「課税資産の譲渡」と「課税資産の譲渡等」は、似ていますが全然意味が違います。
「等」を書くなら
・はっきりと書く。
・間違えて書いたならはっきり消す。
どっちだったか分からないので、書いたかの訂正したのかの中間くらいでごにょごにょ書くのはやめましょう。
なぜなら採点者は数千から数万人の解答用紙を全て一人で(本当にやってるのかは疑問ですが)採点しています。
であれば、ごにょごにょと書かれた用紙と、はっきり書かれた用紙を見たとき、にどちらを×にするか想像してみてください。
また、数字も同じです。
1と7、4と9、0か6か9など丁寧に書かないと読み間違えれます。
だからこそ汚い字でも良いので止めるところ、抜けるところ、つなげるところははっきり書きましょう。
試験では書いたことでしか知識をアピールする機会がありません。
知識はあるのに文字のせいで不合格にならないよう、文字は自分の意図した通りに読んでもらえるよう丁寧に書くことをオススメします。
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