ペーパーレス化推奨ですが完全ペーパーレスではありません

ペーパーレス化推奨ですが完全ペーパーレスではありません

近年、様々なITツールが登場しペーパーレスがしやすくなりました。
2020年1月からの電子帳簿保存法改正に伴い、仕事での紙の扱いがより見直されると思います。
私はペーパーレスに向かう方向は賛成です。
それでも私はいまだに紙でのやり取りすることがありますし、あえて私が紙をつかうこともあります。

基本的に仕事で紙は使わない

私が税務関係の仕事で基本的に紙を使うことはありません。

たとえば、以下のような感じで紙が登場する場面がありません。

・お客さまの資料はクラウドストレージでPDFやexcelで共有する。
・申告書の確認は紙に出さずにディスプレイ上で行う。
・電子申告するので紙の出力不要。
・届出書も電子申請、控えはPDFでお渡しする。

(この執筆をしているのは、2021年9月なので現時点で)紙がマストで必要なのは、帳簿や決算書あたりです。

まだまだ紙でのやり取りがある

基本的にペーパーレスにしたいと思っていますが、紙を使い続けているものもあります。

場合によっては、私があえて紙を使っているケースもあります。

たとえばお客様との顧問契約書はいまも紙にしています。
クラウドの契約書システムは検討しましたが、今はコストと手間を考えて紙のままでいいかなと。
(ただ、常にペーパーレスに変えたいとは思っているのでどこかで紙をやめるかも)

また、お客さまが紙を望む場合もあると思います。

私の方針として、お客さまと私の双方にメリットがあればペーパーレス化をオススメしています。
ペーパーレス化が難しい、または相手方がやり方を変えることで逆に混乱する、組織に影響が出るなどやり方を変えられないと判断したなら、今までの方法でもいいと思っています。
(従来の方法で私が対応可能なら極力お力になるつもりです)

新しいものを取り入れる、最新のツールについていくことは大切だと思います。
しかし、なんでも新しいものが正しく、昔のやり方やツールが間違っているとは思っていません。
先人のやり方や知恵、教えも大切ですので、いいと思ったものは残したいと思っています。

FAXは使わない

場合によっては仕事で紙を使いますが、FAXは使いません。
メールやチャットというツールがあり、ネットで注文ができる現在においてFAXを使う必要はないと思っています。
ですので事務所にはFAXがありません。

FAXを使わないといけない商品やセミナーは利用しません。
私には縁がなかったのだと考えています。

ただ、税理士業界にいるとどうしてもFAXを使わざるを得ないときがあります。
そのときはコンビニのコピー機で送っています。