税理士として独立する前の会社員時代にやっておいてよかったこと
- 2022.07.13
- 独立
今は独立していますが会社員としての経験があったからこそ今があります。
独立したからこそ自由にできることもありますが、
独立前だからこそ、会社員時代だったからこそできた、やってよかったこともあります。
会社員の特権をフル活用したこと
勤めているからこそ使えるものがあります。
会社の信用や安定です。
使う予定があるなら使えるうちに使っておくのがいいでしょう。
世間的には会社員や公務員の人は安定している、フリーランスや自分で会社を経営している、事業をしている人は不安定とみられる傾向があります。
別に日常生活で影響はありませんが、何か審査を受けるときにその違いを実感します。
実際にそうなのかは別として、毎月給料をもらえる立場の方がお金の心配が少なく安定しているとみられます。
なので何か審査を受ける予定があるなら、審査が通りやすい独立前のほうがおすすめです。
私も独立前に住宅ローンを組んで自宅を購入しました。
私と妻のペアローンでした。
当時は二人とも会社員でしたので外観では信用、安定ともにそれなりにあったのだと思います。
そしてローンを組んでから数年後、他行で借り入れの審査を受けました。
借入当時との違いといえば、私の方が税理士業と給与所得がある状態でした。
購入時より収入は増えていたのですが見事に事前審査で落ちました。
あとは住宅購入以外だとクレジットカードの作成もしておきました。
クレジットカード作成にも信用情報を見られたりするので会社員の方が作りやすい面があるみたいですし、作れるうちに何枚か作っておこうと。
とはいえ、クレジットカードは独立後でも比較的審査が通りやすいカードもあるようなのでそこまで焦らなくてもいいかもしれませんが。
楽○カードは無職でも通ると、どこかでみたような。
実際どうなのかわかりませんが。
事業計画や資金繰りを考えておく
独立前に事業計画と資金繰りを作っていました。
独立前の会社員時代からなんとなく計画や資金繰りは考えていました。
独立前はお客さんがいないので経費だけのひたすら赤字の事業計画書でしたが、それでも作った意味はありました。
独立後に仕事がないなかで赤字だらけの事業計画を作っていたら気が滅入ってしまったかもしれません。
まだ、毎月給料がもらえてお金の不安が少ない勤務時代だったからこそ作れたのかもしれません。
資金繰りと合わせて作ることで、いつまでにいくら売り上げが立たないと生活できない、というのが目に見えます。
仕事がないと不安な気持ちになりますが、漠然と不安がるより目に見える方が具体的に対策もとれます。
また、仕事がないと貯金を取り崩すことになりますが、資金繰りが分かればいつまでは貯金だけでなんとかなるかも分かります。
そうすれば仕事がないからと焦って危なっかしい案件を受けなくて済むかもしれません。
それにもし独立してうまくいかなかったとしたら、会社員に戻ることになりますが事業計画や資金繰りをつくっていれば「これ以上は続けられない」という撤退するラインが目に見えます。
税理士としてお客様の事業計画や資金繰りを見ることがありますが、自分で作ったことがなかったので、その大変さを実感したのもいい経験になりました。
会社員を経験したこと
会社員を経験したことは自分にとって非常にプラスでした。
税理士になるためには実務経験が必要、ということもありますが、世の中にはいろんな人や仕事、役割があるのを実感できたのはよかったです。
良いところも悪いところも見てきたおかげで今の自分がいる、といっても過言ではありません。
良いと思ったことは真似しますし、「こういう仕事はしたくない」「こういう人と仕事してはいけない」というのも学びました。
それに月並みですが、お金をもらいながら仕事を教えてもらえたり覚えられたわけです。
当時の私といえば、税理士試験を受けただけで実際に仕事をしたことはなく、何もできなかったわけですから本当にありがたかったです。
【子供日記】
・長女(5歳)
下顎前突(受け口)の治療のため、先週から矯正しています。
ワイヤーではなくマウスピース型のものを。
私も下顎前突だったので遺伝もあるかなと申し訳なく感じています。
・次女(0歳)
鮭を食べたらほっぺたに湿疹が出てきました。
全身には出ていないですがアレルギーの疑いが。
後日もう一度食べてみての判断になりそうです。
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