上下関係やしがらみが嫌ならやっぱりひとりで独立がいい
組織で仕事している方が組織の力、資金力が豊かでできることが増えると思います。
それでも身軽で自由に決められるので私はひとりの方があっています。
誰かと組んで独立する手もある
税理士として独立する、といってもひとりでやっていくだけが手段ではありません。
(むしろ、ひとりのほうが少数なのでしょうけど)
自分で事務所を立ち上げ拡大・組織を大きくしていく方法もありますが、誰かと一緒に組織をつくっていく方法もあります。
人によっては独立前後に同業のかたと知り合い、そこで「一緒にやろう」なんて、声を掛けられることもあるでしょう。
うまくいけば共同経営や組織のナンバー2として君臨できるチャンスです。
いまからどこかの事務所に雇ってもらうよりも自由度は高いでしょう。
ひとりで独立するよりはじめからちゃんと仕事がある可能性が高いですし、かつ、それなりの権限を持つことができます。
また、友人知人関係であれば、ガチガチの雇用関係ではなくある程度自由に仕事ができそうです。
悪くない選択肢でしょう。
人が集まると上下関係、しがらみが生まれやすい
友人同士ではじめたのでフラットな関係を続けられると思いきや、結局上下関係が生まれてしまうことがあります。
また、組織である以上、売上を求めることは避けられないでしょう。
自分が食べていけるだけ仕事すればいい、こういった仕事は受けたくない、なんていうのはわがままでしょう。
組織だと色々とルールも必要です。
たとえば、好きなときに来て好きなときに仕事する、は組織が大きくなるほど通用しなくなります。
人によって考え方の違いがあるので、人が増えるほどにしがらみも出てくるかもしれません。
私は、ひとりで自分のペースで仕事をするのが好きなので独立した、という面があります。
そうすると、誰かと組んで常に一緒に仕事するスタイルは独立した意味やメリットが薄らいできます。
とはいえ独立する理由、目指すところは人によって様々。
合う働き方も様々です。
誰かと一緒にやることで自分の理想が実現するなら、それがベストな選択でしょう。
ひとりだからこそ鍛えられる
ひとりがいいからと言っても、ひとりで独立してやっていくのは不安です。
雇われていた経験しかないことが普通でしょうから、独立すれば誰だって不安になるのは当たり前。
いままでいかに会社がお膳立てしてくれていたか実感します。
仕事は十分(すぎるくらい?)ありましたし、仕事で使う設備や環境を整えてくれていました。
とはいえ、すべて自分の責任でやるからこそ鍛えられ、成長もできるかと。
自分で負荷をかけることで鍛えられる、失敗やミスをすることで鍛えられることがあります。
最後は所長の責任だから、〇〇さんがこうやるといってたから、では負荷は軽い、あるいはほとんどかかっていないでしょう。
小さくはじめればやり直せる
小さくはじめれば身動きもしやすいです。
自分しかいないので方針転換もすぐにできます。
もしうまくいかなければ、会社員に戻ることもできます。
誰かと始めて事務所を借りて、人も雇ってとなるとなかなか撤退も難しいでしょう。
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