フリーランスが税理士を選ぶときに基準は?

フリーランスが税理士を選ぶときに基準は?

年末が近づき確定申告依頼のお問い合わせをいただくことが増えてきました。
お話を伺う中で税理士を選ぶ基準を聞かれることがあります。

私なりに考えていることを書いてみます。

 

料金は大事だけれど

何かサービスを受けるときにいくらかかるかは、依頼するか判断するうえで大切は要素です。

私もお金を出すときはシビアに考えることもあります。
なので、合い見積もりをして相場観をつかむのはありだとは思います。

ただ、底値を狙い続けたり値段交渉に時間を使うのは、
本来目指しているところではないと思います。
特にフリーランスの方なら、ご自身が仕事を受ける立場で
値段交渉に使われたりした経験があれば、そのとき思うことがあったでしょう。

 

もちろん、何かお金を払うときは予算があるでしょうし、
できれば安い方がいいのはその通りです。

でも、安ければ安いほどいいのか?
企業努力で市場平均より安くしている税理士さんもいるでしょうが、
安いのには各自それなりの理由があるのだと思います。

逆に料金が高いから質の高い仕事をしてくれるかと言えば必ずしもそうとも限りません。
高い料金を払ったからめちゃくちゃ税金を安く計算してくれる、ってこともありません。

経費の考えたかとかで若干の差はあるかもしれませんが、
法律などで決まったとおり計算するので誰がやっても結果は同じはずですので。

 

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相性も大切

フリーランスの方が税理士に仕事を頼むなら、税理士との相性は重要だと思います。

 

フリーランスだと会社のように誰かを担当にして
丸投げというわけにいかないでしょうから、
税理士とのやりとりは全て自分でやることになるでしょう。

メールや面談でどんな人なのかある程度知ったうえで依頼された方が良いと思います。

人それぞれ考え方や感じ方は違いますので、
ストレスを感じる関係性はお互いにとって幸せではないと思います。

私も基本的にお問い合わせを頂いたら30分程度面談させていただいています。

具体的な相談対応ではなく、私のひととなりだったりスタンスを知っていただくようにしています。

 

依頼したいことを明確にしておく

フリーランスの方が税理士に仕事を依頼するなら、
何をどこまで頼みたいか明確にしたうえでご相談された方が良いでしょう。

自分でできることは自分でやる、わからないことやできないことにお金を払うほうが良いです。

基本料金は安くても、あれもこれもとオプションで色々つけられて結局高くなることもあります。

 

たとえば、フリーランスの人なら会計ソフトへの入力は自分でやる、
その先の申告書の作成や提出は税理士にお願いする、といった感じ。

自分で作業する時間がなければ会計ソフトへの入力から税理士に頼むこともできますし、
逆にすべて自分でやりたい方は、申告書の作成、提出まで自分でやることもできます。

今は、クラウト会計ソフトのfreeeを使えば会計ソフトの入力から申告書の提出まで自分でできる時代です。

 

あとは、時間とお金のバランスかなと。

自分で会計ソフトに入れるといっても、何をしたらいいかわからないと時間ばかりかかります。

入力だけで数日かかるようなら、外部に頼んでその分本業に時間を使ったほうがいいと思っています。

そういう意味でも依頼前に面談などで、どんな依頼の仕方ができるのか確認しておくのが良いでしょう。

 

 


【編集後記】
・長女(4歳)
しばらくしまじろうのなぞりんパッドで練習していたので
ひらがながスラスラ書けるようになってきました。
まだ書き順があやしいですが、鏡文字にならずに
しっかり形になっているので驚きました。

・次女(0歳)
自分の腕の存在に気がついて上げ下げしたり手を舐めるように。
左腕ばかり動かしているので私と同じ左利きかも。