ひとり税理士でやっていることが強みになり得る
- 2021.11.16
- 独立
規模が大きい、一等地に事務所があることよりも、
ひとりでやっているからこそ選んでいただけることもあります。
小さな事務所は選ばれない?
ひとり税理士でやっていく、と決めて独立しておいて書くのもおかしいですが、
規模の大きい税理士法人、一等地に事務所のほうが営業面は有利だと思っています。
たくさんの従業員や複数の税理士がいる、きれいなビルに入っている、
それだけで信用されますし、仕事を頼むほうからすると安心感があるでしょう
それに独立してみるといままで勤めていた会社がいかにすごいか改めて感じます。
立地に従業員数、売上金額や給料、HPも見栄えが良くどれも真似できません。
隣の芝生は青く見えるというか、立派に見えます。
それに比べると自分は全然だな、と感じることもあります。
私はひとりでやっているので他の税理士さんと比べると
・自宅事務所なんて
・人を雇っていないなんて
・若い税理士なんて
と、劣っているように見えます。
しかし、この劣っていると思えるものがときには強みになりえるのが意外ですし、
独立した面白みだと感じています。
ひとりでやっている税理士を探している人がいる
最近新規のお問い合わせをいただく中で、小規模、個人でやっている事務所を探しているかたとお会いする機会が何度かありました。
小規模がいい、大手は避けているというかたも。
規模の大きい事務所ではなく私のような小さな事務所にお願いしたい、という需要がたしかにあります。
ひとり税理士としてやっているからこそ、お問い合わせをいただけたり契約に至ることがあります。
ひとり税理士に対する需要が一定数あるのなら、私を選んでいただくために、
私がひとり税理士として仕事をしていることを知っていただくことが大切です。
また、私がどんな税理士、どんな人間であるか知ってもらうことも大切かと。
そのために、顔写真を出したり定期的にブログなどで考え方を発信することで
知っていただくことが欠かせないかと。
ひとり税理士、規模が小さいことが強みになる
また、劣っているように見える点も逆に選んでいただける要素になることもあります。
たとえば
・自宅事務所なんて
→近くの税理士がいい。自宅なら簡単に移動しないだろう。
・人を雇っていないなんて
→担当が変わらない。必ず税理士が担当する。
・若い税理士なんて
→年配の先生でなくていい。自分が若いので若い税理士がいい。
税理士を探している方が「こんな税理士がいい」というポイントが税理士のとっても強みともいえるでしょう。
何が強みになるかは、お客さま次第です。
意外と自分では弱み、劣っていると感じるものが強みになったりします。
【編集後記】
午前やお客さまの給与計算やメール返信、部屋の片づけなどを。
午後は次女をあやしながら、ブログ執筆と執筆依頼の準備を。
・長女(4歳)
昨日、たまたまついていたラジエーションハウスⅡになぜかくぎ付け。
4歳児が食いつく要素なかったと思うのですが、内容分かっているでしょうか笑
・次女(0歳)
夜中頻繁に泣き出すように。
日中もだっこしたり、膝の上でゆらしたりしないと泣いています。
おしゃぶりの力を借りつつ、あやしています。
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